2023年9月6日(水)~7日(木)、集中養成講義「アソシエイト ホスピタリティ コーディネーター養成講座(90分×8回)」を実施しました。本講座は、ホスピタリティのスペシャリストを養成する目的で開講しています。講座は、NPO法人日本ホスピタリティ推進協会認定ホスピタリティ・コーディネーターが担当、受講者は、テスト合格するとアソシエイト ホスピタリティ・コーディネーター資格が取得できます。
南九州大学短期大学部国際教養学科の教育目標である「社会や個人との豊かな関わりが持てる、ホスピタリティ・マインドを涵養する。」に基づき、2018年より「ホスピタリティ論」を学科必須科目として取り組んでいます。今回は3名の学生が受講し、無事合格することができました。
[受講者の感想]
(抜粋)
今回の2日間を通して、なぜホスピタリティが重要視されているのか、そして学ぶことで何ができるのかを実感することができた。ホスピタリティは、相手のために向ける笑顔や、相手を不快にさせない言葉遣いや身だしなみ、そして私自身と相手と社会に生まれるwin-win-winこれらすべてがホスピタリティであり、ホスピタリティは人間形成につながっていて、たくさんの人に影響を与える。また、ホスピタリティは日本人だけでなくグローバルな場で活用することができる。あらゆる場でホスピタリティは活用でき、世界としてホスピタリティを重要視している。今回、2日間の講義を受けてこのことを強く思った。私は今後、普段からしてもらっていることを当たり前だと思わず、誰かのために行動できる人間になっていきたいと考える。そのために、さらにホスピタリティについての理解や、多文化共生、思いやりに特に目を向けて日常生活の中でホスピタリティがどれだけ大切なのかを考えていきたいと思う。
元明 誠華さん
今回、私がこの講義を受講させていただいて思ったことが2つある。
長友 侑和さん
1つ目は、自分が思っていた以上にホスピタリティは広い範囲で使われているということだ。私は現在、大学で観光やホテルについて学んでいる。講義や先生方からホスピタリティという言葉を多く耳にする。そのため、ホスピタリティという言葉は、専門用語とまではいかないが、ホテル業や接客でしか使われないものだと思っていた。
しかし、近年では、ホテルや接客業だけでなく、産・学・官などあらゆる分野で使われていることを知った。学んでみて、考えてみると、人と全くかかわらない仕事などないということに気づいた。今回の講義では職業に関するホスピタリティが多く、ほとんどであったが、ホスピタリティは対人間に発生するものであるから、友人間や、家族間にも心得て活用していくことで、よりよい人間関係の構築にもつながると思った。
2つ目は、来年からのホテル業で積極的に活用していきたいということだ。私は、来年からホテルに勤務するということが決定している。ホテルでは、まさにホスピタリティを実践することができる最高の場だと考えている。お客様の期待を超える接客をめざしていきたいと思う。今回、来年や将来につながる人生の勉強をすることができ、心の底からよかったと思った。
ホスピタリティコーディネータを受講し、どんなに優しい人であっても、ゆとりのある状態でなければ、人への優しさを発揮することができないという言葉を聞き、共感した。私自身、お客様のために何かしたいと思ったとしても、上手くいかないことがあった。それは、自分自身まだ不完全な部分があったからである。今後は、その不完全な部分を完璧にし、お客様に自信をもってホスピタリティを提供していきたい。ホスピタリティは多くの産業で活用されていることを学んだ。日々生活しながら、どんな場所でどのようにホスピタリティが活用されているのか観察し、自分が働く際に活かしていきたい。また、今回受講して学んだホスピタリティについて身近な人に伝えていき、ホスピタリティであふれる社会を作っていきたい。
日野 香花さん