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第130回 秘書技能検定準1級 合格者インタビュー

2023年10月19日
(左から)兒玉 柊さん、日髙 七海さん、川口 世愛さん、前田 玲さん
IMコース2年 兒玉 柊さん
Q1受験したきっかけ、目的

 短期大学に入学したきっかけとして、社会に出て働くうえでの教養を身に付けたいという思いがありました。もともと秘書検定の3級と2級を受験しており、どちらとも順調に取得していました。秘書検定の学習をしていく中で、秘書の考え方や立ち居振る舞いについてだんだんと理解できるようになり、検定勉強が楽しくなりました。また、過去の先輩方が準1級を合格することで幅広く活躍していることを知りました。その為、更に自分自身が成長するために準1級に挑戦しました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 秘書検定の準1級の試験は筆記試験と面接試験が行われました。筆記試験の勉強は、先生がTBL方式の対策講座を開いてくださり、そこで行われたグループ活動を通し、自分とは違う考え方や問題の捉え方を知ることで、ひとつの問題を様々な視点から見ることができました。また対策講座に加えて準1級の過去問題を何度も解き、分からないところはノートに書き出し参考書を用いて解決していました。過去問の正答率を記録して苦手な分野を特に理解できるように学習しました。面接試験の勉強でも、先生が対策講座を開いてくださりご指導いただきました。立ち姿勢やお辞儀の角度、歩き方や座り方など細かい動作を見ていただきました。ご指導いただいたことは、自宅で何度も練習を繰り返し、日常でも習った動作を意識して行動していました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 面接試験では緊張して練習通りにできるか心配でしたが、とにかく笑顔を意識しました。上手くできたか結果を知るまで不安が大きかったのですが、先生から合格を伝えられたときはとても嬉しかったです。共に練習し支えあった仲間、指導してくださった先生の存在があったからこそ成し遂げられた合格だと感じました。今後は秘書検定で学んだ、関連関係性を考えて物事を見ることや目の前の人を大事にするといったことを意識して、日々成長できるよう努めていきます。

Q4後輩への一言

 秘書技能検定の学習は、正しい言葉遣いやマナー、一般常識など社会人として必要なスキルが学べます。検定の結果よりも学習の過程が自分を成長させてくれたと感じています。秘書検定の学習を始めたころは、筆記試験の難易度も高くなり面接試験も行われるので自分が準1級を合格できるのかと不安もありましたが、合格に向けて学習する時間を通して自分の中での気づきや知識が身に付いたと思います。まずはやってみようと挑戦することで得られるものがあるので是非、多くの方に挑戦してほしいです。

Q5今後の目標など

 秘書検定準1級までの学習を通し、得られた知識を活かして幅広く活躍できる人材になっていきたいです。これから社会人になるにあたって、様々な場面で多くの人と関りを持つことになると考えます。その際には「目の前の方を大切にする」という考え方を用いて、接するひとり一人と丁寧に向き合うことを心がけて行動していきたいです。また今回の秘書検定準1級に合格したことで、自分にとって高い壁と感じていたことに対して挑戦することの大切さや、合格したことで得られた達成感と自らの自信にも繋げられ、貴重な経験になったと感じます。この経験を活かして今後も多くの知識を身に付けることを目指して積極的に学習していきます。

IMコース2年 前田 玲さん
Q1受験したきっかけ、目的

 短期大学に入学して初めて、秘書検定3級を受験したときには、2級まで取得出来ればいいなと思っていましが、2級取得してみると、もっと上を目指したいと思うようになり準1級受験を決めました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験では、先生が秘書検定準1級の対策講座を開いてくださいました。TBL方式でそれぞれが意見を出し合いまとめると言った形でした。自分では思い浮かばないような答えも沢山出て、次の時間の講座に繋げることができたので凄く良いなと思いました。注意するべき点を先生にアドバイスいただきながら、自宅ではひたすら過去問題を解きました。また二次試験の面接対策でも先生が講座を開いてくださいました。最初は自分の無力さを思い知らされ逃げ出したくなる時もありましたが、先生は私達のことを最後まで真剣に指導してくださいました。指摘されたところを意識しながら一つひとつ丁寧を心がけ繰り返し練習を行いました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 本番はとても緊張して声も体も震えていましたが、今まで練習してきたことを発揮することができました。合格の知らせを先生から聞いた時、本当に嬉しかったです。また今まで一緒に頑張ってきたメンバーも合格できたのでさらに嬉しかったです。今後は秘書検定で学んだことを活かし、礼儀やマナーを意識した社会人になりたいです。

Q4後輩への一言

 最初は難しいと感じることも多いとは思いますが、何度も繰り返し練習していくうちに理解できると興味深くなります。秘書検定は社会にでたときに知っておくべきことばかりです。少しでも興味があれば是非挑戦してみてください。

Q5今後の目標など

 秘書検定準1級を取得して学んだことを社会人として活かし、日々何事にも挑戦する大人になりたいです。物事を前向きに捉え目の前にいる人を大事にし、人との繋がりも大切にしていきたいです。

IMコース2年 川口 世愛さん
Q1受験したきっかけ、目的

 高校3年生の時に秘書検定3級を取得してから、進学先では2級を合格したいと考えていました。短大に進学し2級を取得しましたが、卒業するまでにさらに上の級を目指すことが出来ると考え受験しました。
 また、将来の自分が自信をもって社会で働くための「自己肯定力」の向上や、よりよい人間関係の構築に役立つ知識を深め、就職した後の自分が社会の一員として、信頼されるような社員でありたいと思い、準1級の受験に挑みました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験では、先生が対策講座を開いてくださったので、1級の問題を解いてTBL形式で話し合い、準1級の基盤となる部分をグループ皆で理解を深めていきました。自宅で自分の回答を考え、講座でそれぞれ考えたことを話し合うため、自分では考えなかった秘書的目線と秘書的思考を知ることや、先生の解説でグループには無かった本来の秘書として必要な着眼点を理解することが出来ました。また、過去問題を対策講座で配られていたので、自宅や空きコマで問題を解くことや、筆記試験一週間前には、図書館で過去問題集を借り、時間が少しでもあるときに問題を解くようにしていました。
 面接試験では、面接対策講座を開いていただき、本番当日の化粧、服装、髪型で練習を行いました。座り方や立ち方、話し方などの基本的なところから苦戦していたので、先生には何度も指導をしていただきました。
また、面接対策を受けている皆と空きコマに練習を行い、分からなかった部分を教えあうことや、講座で出題された問題をノートにまとめて空き時間で復習や確認をしていました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 面接試験では解けなかった問題が一つあり、不安が残ったまま終わってしまいましたが、合格だと知ったときは本当に嬉しかったです。最後まで一緒に頑張ってきた皆も合格していたので、さらに嬉しくなりました。面接当日も、頑張ろうねと皆と連絡を取っていたおかげで本番も頑張ることができたと思います。心の支えとなってくれた仲間には本当に感謝しています。筆記試験から沢山お世話になった先生にも、送迎や面接練習を手伝ってくれた両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。
 今後は、合格して得た知識を当たり前の行動になるよう日常生活で実践していきたいです。

Q4後輩への一言

 秘書検定準1級を受けてみたいけど、筆記は難しいし、面接はできる気がしないなどと悩んでいる方はぜひ挑戦して欲しいです。2級の問題とは異なり、問題の難易度も上がるので勉強は大変ですが、それ以上に得られることがあります。面接試験も、私自身があがり症ですが、沢山練習するので本番までには自信を持つことが出来ました。社会人としての更なるスキルの取得や自己肯定力の向上を目指すにはとてもいい経験になるので、「やってみよう」という大きな一歩を踏み出してほしいと思います。

Q5今後の目標など

 秘書検定を通じて得た知識は、これから就職する際に必ず役立つものだと準1級を受けて改めて感じました。日常生活での立ち居振る舞いや、「目の前の人を大切にする」ということを意識する機会が増えてきているので、最終的には、意識をせずとも行うようにしていきたいです。また、今後も一般知識や敬語については勉強を続けて知識を増やしていき、信頼される社会人になりたいと思います。

IMコース2年 日高 七海さん
Q1受験したきっかけ、目的

 元々は授業内で学ぶことのできる秘書検定2級までの取得を目標としていました。しかし、準1級を取得することで就活の武器にもなるし、合格までの過程も自分の自信につながるのではと考え、思い切って挑戦しました。

Q2筆記試験に向けてどのような勉強をしたか

 筆記試験ではTBL形式で、皆で意見を出し合いながら対策を行いました。講座の日までに自分で問題と向き合いながら答えを出します。それを対策講座で皆に共有するとともに、自分では考えつかなかった意見を聞くことができます。問題への理解がさらに深まり、知識もより定着しやすくなります。面接対策では、先生ご指導の下、実際の試験に沿った形で実践的に行いました。歩き方から座り方まで、日常の自分の癖がそのまま影響してしまい、身に付けるまでとても苦労しました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 本番ではとにかく笑顔で、会場独特の雰囲気に飲まれないよう自分のペースで行うことを意識して臨みました。合格という結果を知ったときは素直に嬉しくて、これまで頑張ってきてよかったという気持ちでした。今後もこの学びを忘れず、社会人として頑張っていきたいです。

Q4合格した感想

 面接試験が終わった直後はミスをしたことに気付いたため不安でしたが、合格したと知ったときはとても嬉しく、安心しました。試験当日まで先生からご指導していただき、仲間とは互いに確認し合いながら沢山練習したので、大きな達成感を感じることができました。

Q5後輩へ一言

 はじめは私自身も、秘書検定準1級の難易度や面接試験があるという点が引っ掛かり受験を迷っていました。しかし、学校で面接までしっかり対策を行ってくれるという機会はそうないと思います。就活にも必ず役に立つと思うので、是非挑戦してみてください。

Q6今後の目標

 秘書検定の対策講座を通じて、物事を様々な視点から見るということを学びました。今後社会人として、人間関係や様々な問題にぶつかると思いますが、考えに柔軟性を持ち、この学びを活かしていきたいです。

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