1月29日(月)に行われた「グローバル・プロジェクトⅡ」の授業で、卒業生の野口結衣さんに特別講師を務めていただきました。
野口さん(小林秀峰高校出身、本学卒業後宮崎公立大学3年次に編入学)は国際教養学科グローバル・コミュニケーションコースコースの1期生で、現在は宮崎日機装株式会社総務部に勤務されています。野口さんは本学在学中、単位認定留学にも参加し、大きく成長されました。
1月29日の授業では、野口さんに勤務先の(1)会社概要、(2)育児休暇制度、(3)障害者雇用、(4)脱炭素への取り組み、(5)航空宇宙事業の主力製品カスケード、を中心にお話していただきました。
(2)~(4)は「グローバル・プロジェクトⅡ」の受講生が今学期リサーチをして、発表してきているテーマであり、それについて地元宮崎にあるグローバル企業の事例を通して理解を深めることができました。また、カスケードの実物に触れることができるなど、貴重な体験となりました。野口さん、本当にありがとうございました。
会社の概要などについてもそうですが、一番驚いたのは育休取得率が女性だけに限らず男性も高いということです。後期の授業でのプレゼンのために自分で育児休業について調べていく中で、日本の男性社員の育休取得率は低いままのイメージでしたが、今回のお話を聞いてもっと宮崎日機装のような会社が増えればよいなと感じました。
私は航空業界への就職を希望していましたが、製造のところまで視野を広げて考えたことはありませんでした。「飛行機はパイロットのみで飛ばすのではない」という言葉をよく耳にしていましたが、それを聞いて思いつくのは空港でよく目にする職業の人たちでした。しかし、今回のプレゼンでは、航空機の部品を作る人やその時に考えられていることについても知ることができ、新たな視点が得られて非常に有意義な時間でした。
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