社会と個人との関わりで「人の印象」は重要な要素です。そして「人の印象」は、言葉遣いや話し方・態度で変わります。秘書技能検定では、「言葉遣い」「話し方」「態度」「振る舞い」などの「人柄の要素」を学ぶことができ、社会人としてのマナーや一般常識が身に付きます。
誰ひとり欠けることなく全員合格を目標に、受験日まで、授業の合間も惜しんで受験対策に励みました。教員不在の時もチームで練習し、互いにチェックしあい孤軍奮闘なしの対策期間でした。過去、第127回の全国平均合格率は38.4%でしたので、難関ではありますが、2022年度本学の合格者は7名でした。
2021年度より「秘書学概論」が全コース必修科目となりました。「秘書」には、コミュニケーション能力や協調性、一般知識、マナーなどが必要となります。企業の採用担当者が人事選考の際に求める能力と「秘書」の技能は強く関連し、「秘書的考え方」を身に付けることは職種に関わらず、社会から求められる技能を身に付ける最初のステップになります。
社会で自信を持って働くため、秘書検定にチャレンジしました。
本学では1年次の授業からお辞儀の作法、人間関係の構築、秘書的センスなど、役立つ知識を段階的に学べます。スーツ着用で授業を受けることは、面接試験の所作に役に立ちました。秘書検定準1級の面接試験でも、お辞儀や姿勢、言葉遣いは重視されます。
秘書技能検定取得を目指している方は、普段から作法などを意識できる本学の環境を活かしてください!
川口 世愛さん
医療事務・医療秘書コース 2年
宮崎県立宮崎農業高等学校出身