ホテル・観光コース２年生の大場琴美さんが、
国家資格の国内旅行業取扱管理者試験に合格しました。
旅行業務取扱管理者とは、旅行会社が旅行商品を販売する時に必要とされている国家資格で、旅行会社は各営業所に１名以上の旅行業務取扱管理者を配置することが法律により義務付けられています。
旅行会社への就職に役に立つのはもちろん、スキルアップやキャリアアップにも繋がるので、旅行会社への就職を目指すならぜひ取得しておきたい資格です。
合格者 大場琴美（ホテル・観光コース２年）
１年生の後期から国家試験関連の授業を受講していました。約１年の成果として自分の実力を試したいと思い受験しました。また、将来旅行関連の仕事に就きたいと考えており今後の人生に役立つと思ったからです。
特に、夏休み期間中に行われた２週間の夏季集中講座は、合格するために役立ったと感じています。講義内では、過去の問題や先生が用意してくださった問題を解き、わからない問題は先生が丁寧にわかるまで解説してくださり、理解することが出来ました。そのような勉強を繰り返していくうちに、徐々に『わからない』が減っていき、点数もあがり自信や国家試験に対してのモチベーションに繋がっていきました。
また、自宅で食事を取っている間に家族と国内地理の問題を出し合ったりなど隙間時間を利用したりして勉強に取り組んでいました。
本番は、今までの過去問と違った形の問題が多く、時間配分を誤り時間がなくとても焦りました。その後、模範解答を使った答え合わせも合格か不合格か微妙なところだったので、合格できてほっとしました。先生方が本番直前に見返せるように要点をまとめたプリントを準備してくださったりとたくさん動いていただいたので、結果で恩返しができて嬉しかったです。今後は、宮崎県を訪れた観光客の方達が素敵な旅行ができるように、学んだことを活かして接客していきたいと考えています。
国家試験は難しくて範囲も広くて心が折れそうになることもあると思いますが、受験後の達成感はとても大きく、やり切った自分が誇らしく思えます。
国家試験で得た知識を活かして、宮崎県を訪れた観光客の方たちが素敵な旅行ができるように接客していきたいです。また、国家試験を通して支えてくれる人たちの存在の大きさに改めて感じることができました。周囲への感謝を忘れずに今後も生活していきたいです。