ホテル・観光コースの2年生 河野由香里さん(富島高校出身)と増田希英さん(宮崎南高校出身)の2名が、国家資格である「国内旅行業務取扱管理者試験」に合格しました。
今回は、国内旅行業務取扱管理者試験に合格した2名が、ホテル・観光コース担当の林先生と土田学長と対談しました。
【林】国家試験、合格おめでとう。試験を振り返ってどうでしたか?
【河野】試験(分野)の範囲が広くて難しかったです。特に、観光地理は難しかった(笑)。
【増田】問題を解き終えて、試験終了時間ギリギリまで見直しをしました。
【林】試験で役に立った授業はなんですか?
【河野】試験前に受講した2週間の集中講義です。過去問をひたすら解くので!
【増田】私も同じです(旅行実務技能論Ⅰ・Ⅱ、旅行業務特別演習Ⅱ)。あと、1年後期からの観光地理Ⅰ・Ⅱです。
【学長】国家試験対策直前の2週間の夏期集中講義を振り返ってみて、どうでしたか?
【河野】夏休みの朝から夕方まで集中講義が2週間も続き、正直大変でした。でも、一緒に試験を受ける同じコースの仲間に会えるのが楽しみで、互いに切磋琢磨しあいながら毎日を乗り越えることができました。一人だったら、ここまで勉強してなかったと思います。
【増田】「旅行実務」がかなり難しかったです。「旅行実務」は合格点に達しないことがほとんどでしたが、過去問を解いて解説を聞き、ポイントを繰り返しご指導いただきました。また、先生から何度も励ましの言葉を頂きました。2週間なので集中でき、点数がかなりUPし、自信につながりました。
【学長】2人とも希望先に内定が出たそうですが、南九州短期大学に入学したきっかけは?
【河野】エアライン講義を受講し、夢であるグランドスタッフになりたかったためです。また、ホテル・観光コースで新しいことを学びたい気持ちが強かったためです。
【増田】旅行業に興味があり、地元宮崎で旅行業に携わる仕事に就きたかったからです。県内では南九州短期大学だけでしか学べないのと、旅行業に必要な”おもてなしの心”や国家資格も取得できるので、自分にピッタリだと思い入学を決めました。
【林】観光(旅行業)に携わる仕事に就きたいと思ったきっかけは?
【河野】アルバイト先で、先輩やお客様と接する中で、人と関わることに楽しさを感じ、相手を笑顔にしたい気持ちが強かったためです。
【学長】今後の目標は?
【河野】就職してからも資格取得に挑戦していきたいです。また、総合旅行業務取扱管理者の資格の取得を目指したいです。
【増田】社会人になったらいろいろな難題に直面することもあると思いますが、今回のことを思い出して乗り越えて頑張っていきたいです。
【学長】観光業(旅行業)に携わる仕事に就きたいと思っている高校生へぜひメッセージを
【河野】旅行業に関わる仕事に就きたいと思っているならホテル・観光コースへ入り、国家資格を目指すと良いと思います。覚えることが沢山ありますが、先生方が精一杯サポートし、合格へ導いてくれます!
【増田】国内旅行業務取扱管理者の資格は、観光業に就きたい人は取得した方が良いと思います。勉強した分だけ点数も上がるし、自分の自信にも繋がります。頑張ってください。
「国内旅行業務取扱管理者試験」は、「旅行業法」「旅行業約款」「旅行実務」の3分野から出題され、それぞれ60点以上を取らないと合格しない国家試験です。この試験に合格するために、本学では日頃の勉強の他に、国家試験対策直前の夏期集中講義を2週間開講しています。この集中講義で合格ラインまで到達できるよう始動しております。
また、専門学校と異なり短期大学では「資格試験対策の科目」だけでなく「一般教養科目」等も取得できますので、幅広い教養を身に着けられ就職にもつながっていると考えております。今回合格した河野さんと増田さんは素直でがんばり屋の学生ですので、素直にコツコツと頑張った成果だと思っております。来年度はさらに合格者を出して、学生の喜ぶ顔を見たいと思っております。
ホテル・観光コースでは、2年次に本試験に挑戦・合格できるようにカリキュラムを編成し、旅行業界での豊富な経験と国家資格を有する専任教員、非常勤教員が連携して学生指導にあたっています。試験直前の夏休みには集中講義を開講し、専任教員も積極的に関わっています。これは本コースの大きな特長の一つであると自負しています。
なお、国内旅行業取扱管理者は国家資格で、旅行業者には各営業所にこの資格を有するものを1名以上選任し、一定の管理および監督業務を行わせることが義務付けられています。
この他にもNANTANは資格取得サポートが充実しています。詳しくは[こちら]